印刷費積算は、発注側にとっては「予算の確保と相場の確認」、受注側にとっては「受注機会を得るための説明資料作成と採算性の確認」を主な目的として行われる。
この際、積算・見積りは、これから製作する印刷物について「費用を前もって算出する」と行為であり、その結果は「あくまで概算である」ということを認識しなくてはならない。
印刷物の製作費は、印刷物の製作工程ごとに、「単価×数量」で料金を算出し、その料金を全工程分だけ加算して算出する。
印刷費積算は、製作工程ごとに「単価×数量」で算出した料金の積み上げであるため、単価と数量を想定するための情報が不可欠となる。
印刷物の積算は製作フローに準ずる